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探偵に調査依頼する場合の注意点とは

「結婚相手の行動が最近おかしい」、「もしかしたら不倫しているのでは?」そう感じている人の中には、探偵にパートナーの不倫調査を依頼することがあるかと思います。
探偵に不貞行為の調査依頼をする場合には、気を付けて行動しなければいけません。
今回は、探偵に不貞行為の調査を依頼する場合の注意点について、解説していきます。

調査中の行動には細心の注意を払おう

探偵に不貞行為の調査を依頼する場合、依頼者は行動に気を付けないと、下記のようなトラブルが発生してしまう可能性も考えられます。

  • 探偵とやりとりしているのがパートナーにバレてしまった
  • 慰謝料がもらえると思い、大金を使ったのに調査の結果は白だった
  • 仲の良い友人や同僚に、不倫調査を依頼したことを話してしまったことで、調査が行き詰まった

このようなトラブルを避けるためにも、探偵に不貞行為の調査を依頼したとしても、変わった行動はせずに、普段通りに過ごすことが重要です。
普段はしないような行動を取ると、パートナーに不審がられてしまいます。

もし不審に思われてしまったら、証拠隠滅されてしまう可能性があり、調査は難航してしまうでしょう。

不貞行為の調査依頼中の注意するべき行動とは

では、どのような行動が不貞行為の調査依頼中にNGとなってしまうのでしょうか?
注意点を1つずつ解説していきます。

名刺や契約書を出しっぱなしにしない

探偵に調査依頼時には名刺・契約書を受け取ります。
その時に受け取った名刺や契約書は、パートナーに見られないような安全な場所に隠しましょう。
不倫中のパートナーは、あなたが想像する以上に警戒心が高まっているので、日頃と違うようなことがあると、より警戒されてしまいます。
そのため、パートナーやパートナーの関係者にそういった書類が見つからないように、鍵がかかる引き出しなどに仕舞っておくのが無難です。

パートナーを質問攻めにする

これは不倫調査でとても多く見られる、誤った行動の1つです。
パートナーから何とか情報を引き出そうと、普段よりもあれこれ問いただしてしまうと、相手も不信感を抱き、より警戒心が高まってしまいます。

もし、パートナーが出張や飲み会があるなど、不倫相手とのデートを匂わせたとしても、普段通りに接することを心掛け、過剰に質問をしないように注意しましょう。

直接不倫現場に乗り込む

探偵に不貞行為の調査を依頼すると、調査が進んだ際にその情報を素早くあなたへ伝えてくれます。
その時、パートナーと不倫相手がホテルに入る現場を撮影したことを聞いて現場へ乗り込んでしまう人も意外と多いです。
しかし、慰謝料の請求や離婚を考えているのであれば、不倫現場へ乗り込むのは避けた方が良いでしょう。
裏切られた怒りや悲しみから逆上してしまいがちですが、冷静になって判断してください。

電話帳に探偵事務所の名前を変えずに登録する

不貞行為の調査を探偵に依頼した場合、基本的に携帯電話でやり取りをすることとなります。
探偵からあなたに何度も電話をかけることはありません。
しかし、メールの履歴や着信履歴をパートナーに見られてしまったら、調査の言い逃れはできないでしょう。
探偵事務所の名前を電話帳にそのまま登録せず、万が一履歴を見られたとしても大丈夫な名前で登録をしてください。

調査費用を共通の口座から引き出す

探偵に調査を依頼するとなると、ある程度まとまったお金が必要となります。
しかし、そのお金を夫婦が共有している口座から引き出してしまうと、何にその大金を使ったのかと問い詰められてしまう可能性が高いです。
探偵を雇ったと自白することにならないよう、共有している口座からお金を引き出すのは避けてください。

調査依頼中に、自分でも尾行をしてしまう

「調査結果が出るまでの間、大人しく結果を待っていられない」という人は珍しくありません。
自分も探偵のように尾行しようとする人もいますが、こうした素人による尾行はパートナーに気付かれてしまうケースが多いです。
確かに、不倫相手とデートや旅行をするのが分かっている状態で、家でじっとしているのはつらく苦しいものです。
しかし、調査を依頼したのですから、プロの探偵に尾行などの調査は任せましょう。

不貞行為の調査を依頼したことを人に話す

家族や友人、同僚であろうと、探偵に調査を依頼したことを話してはいけません。
あなたが信頼を置いている人物であろうと、口を滑らせてしまったり、あなたのパートナーに遠回しに何か言ってしまったりする可能性も考えられるためです。
パートナーには会ったことがないという人でも、なるべく依頼した件は喋らないようにしましょう。

他の探偵事務所にも調査を依頼する

早く不倫の証拠を掴みたいからと、複数の探偵に調査を依頼するのは避けましょう。
1組が張り込み、尾行しているだけならバレにくいですが、それが2組となると調査をしていることがバレやすくなってしまいます。
そのため、探偵に調査を依頼する場合は信頼できる探偵事務所を1ヶ所選び、調査を依頼するようにしましょう。

不貞行為の調査依頼中にしても大丈夫な行動とは?

上記で不貞行為の調査依頼中にNG行動をいくつかご紹介しました。
記事を読んで、どのような行動だったら依頼中に行っても大丈夫なのか不安に思った方も多いでしょう。
そこで、調査依頼中に行ってもOKな行動もまとめてみました。

普段通りに過ごす

調査依頼中は、自然体に今まで通りと変わりなく過ごすのが大切です。
これまでと同様のお金や時間の使い方をし、パートナーに対しても態度を変えないでください。
露骨に優しくしたり、冷たくしたりすると調査が難航してしまう可能性があります。
また、探偵にメールを送りたい時はパートナーがいない場所で行うようにしましょう。

問い詰めたり探ったりしない

パートナーに言いたいことや聞きたいこと、知りたいことはたくさんあるかと思います。
しかし、問い詰めたり探ったりしてしまうと、あなたのパートナーが警戒して調査が進みません。
必要以上に詮索することは辞め、調査は探偵に任せましょう。

履歴を消す

パソコンで不貞行為の調査依頼をするための検索を行ったら、必ず検索履歴を削除しましょう。
また、携帯電話で検索した場合も同じです。
携帯電話で検索するのであれば、検索履歴が残らないシークレットモードを使用するなど、工夫するようにしてください。

離婚の話をされても拒否する

もし、不貞行為の調査依頼中に離婚を切り出されたら必ず拒否しましょう。
離婚の話が進んでしまうと、不貞行為の証拠が見つかったとしても、裁判で不利になってしまいます。
夫婦の関係はすでに破綻していたと見なされて、慰謝料が減額されてしまう可能性が高いです。
もし、その状況でパートナーに、「夫婦関係が悪化していたがために不倫をしてしまった」とこじつけられても、その証拠を証明することができません。
そのため、離婚を持ちかけられても、調査依頼中は拒否をしてください。

まとめ

自分のパートナーが不倫をしていたら大変ショックかと思います。
裏切られた気持ちになり、悲しみと怒りで冷静にはなれないかもしれません。
しかし、裁判で慰謝料を請求したい・離婚したいなど、今後の方針が決まっているのであれば、紹介した注意点に気を付けながら行動してみてください。